2013年 12月 08日
自分も楽しみ、家族も楽しむ家づくり。
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人は楽しい「モノ」にお金を使うのだと思います。
特に豊かな時代が長く続き、物質的には成熟期を迎えると ますますその傾向は強くなります。
1,980年代以前は家電製品をはじめ物質的な豊かさを求めていましたが、80年代以降は心の豊かさを満たす物へと消費の傾向は移行しました。
いくら便利になり物質的に満たされても、満足感は持続せず幸福になれない事に気が付き始めたのだと思います。
住宅に関する支出も1,980年代には約40パーセントほどありましたが、現在では28パーセントまで落ち込みました。
原因は「家」が 単純におもしろくないのだと思います。
今まで「家」に使われていたお金が、iPhoneやショッピングモール、ディズニーランドなどに流れました。
そう考えると、私たち住宅業界のライバルは同業者や量産住宅メーカーではなく、iPhoneやディズニーランドです。
家を計画している最中や建築中はもちろんですが、家を建てられたお客様や その御家族が一代30年間、暮らしを楽しめれば 家造りに対する価値観が変わると思います。
私たち建築業界が、長きにわたって 惰眠を貪り 住むためだけの「箱」を造り続けてきた結果が今の現状を招いたに違いありません。
私たち建築屋が目指すべきは、「豊かな暮らし」「楽しい時間や空間」の創造です。
豊かで楽しい「暮らし」を提案し創造することこそが、建築家本来の仕事だと思います。
その「暮らし」を創造するために「快適、便利、安全」は大前提で当然の事ですが、残念なことに未だに、そればかりを追求しています。
長くなりましたので、私たちが提案する「豊かで楽しい暮らしを創造する」については、また改めて書きたいと思います。
特に豊かな時代が長く続き、物質的には成熟期を迎えると ますますその傾向は強くなります。
1,980年代以前は家電製品をはじめ物質的な豊かさを求めていましたが、80年代以降は心の豊かさを満たす物へと消費の傾向は移行しました。
いくら便利になり物質的に満たされても、満足感は持続せず幸福になれない事に気が付き始めたのだと思います。
住宅に関する支出も1,980年代には約40パーセントほどありましたが、現在では28パーセントまで落ち込みました。
原因は「家」が 単純におもしろくないのだと思います。
今まで「家」に使われていたお金が、iPhoneやショッピングモール、ディズニーランドなどに流れました。
そう考えると、私たち住宅業界のライバルは同業者や量産住宅メーカーではなく、iPhoneやディズニーランドです。
家を計画している最中や建築中はもちろんですが、家を建てられたお客様や その御家族が一代30年間、暮らしを楽しめれば 家造りに対する価値観が変わると思います。
私たち建築業界が、長きにわたって 惰眠を貪り 住むためだけの「箱」を造り続けてきた結果が今の現状を招いたに違いありません。
私たち建築屋が目指すべきは、「豊かな暮らし」「楽しい時間や空間」の創造です。
豊かで楽しい「暮らし」を提案し創造することこそが、建築家本来の仕事だと思います。
その「暮らし」を創造するために「快適、便利、安全」は大前提で当然の事ですが、残念なことに未だに、そればかりを追求しています。
長くなりましたので、私たちが提案する「豊かで楽しい暮らしを創造する」については、また改めて書きたいと思います。
by yume-holon
| 2013-12-08 23:11