2014年 05月 17日
地震対策
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最近、関東地方をはじめいろいろな地域で地震が起きています。
色々な住宅メーカーや金物メーカーが色々な地震対策の構造や商材を提案していますが、建築での地震対策は そう簡単ではありません。
最新の金物やパネルで強固にすれば良いというものでは無く、多くの大学の実物大実験で強い筈の建物が、むしろ金物やパネルによって崩壊しています。
要は机上の空論でしかない訳です。
また、最新の金物を全く付けていないにも係わらず お寺や神社のように300年、500年と 保っている伝統工法の建物もあります。
残念ながら、完全無欠の地震対策は 今のところありません。
建築地や地盤、改良方法、基礎形状、構造の材種や工法、金物種類や数、屋根の種類や屋根の重さ、デザイン、壁のバランスや耐力壁の量、間取り、吹抜けの有無、階数、腐朽菌対策、シロアリ対策、そして それら全ての経年変化への対応。
当たり前ですがイニシャルコストも大きく関係しています。
建築業界、特に利益優先の量産メーカーでは良く有りがちですが、何か一部分が過ぎれば、他の何かが等価で減らされます。
更には、ほとんどの量産住宅メーカーは建物の対応年数を30年と想定しているので、それ以降の強度は考えていません(最低限を定めている建築基準法が、それを認めいるので仕方ありません)。
総合的に考えるとバランスを考えて造る事が良いようです。
例えば構造100点、金物40点、基礎40点よりも、構造、金物、基礎が全て70点以上の方が良い選択になります。
地震対策を完ぺきにしたいが為に、吹き抜けも、開口面積の広いサッシも、ロフトも、全て無くし避難所や消防署などのような味気ない住宅では、日常の暮らしが豊かで楽しくありません。
どの道、いくら頑張っても 全てが100点に成り得ることはありません。
であるとするならば、日常の暮らしを 楽しく便利に豊かに過ごす事が出来る、バランスの良い安全長持ちの住宅を目指す事が大切だと思います。
色々な住宅メーカーや金物メーカーが色々な地震対策の構造や商材を提案していますが、建築での地震対策は そう簡単ではありません。
最新の金物やパネルで強固にすれば良いというものでは無く、多くの大学の実物大実験で強い筈の建物が、むしろ金物やパネルによって崩壊しています。
要は机上の空論でしかない訳です。
また、最新の金物を全く付けていないにも係わらず お寺や神社のように300年、500年と 保っている伝統工法の建物もあります。
残念ながら、完全無欠の地震対策は 今のところありません。
建築地や地盤、改良方法、基礎形状、構造の材種や工法、金物種類や数、屋根の種類や屋根の重さ、デザイン、壁のバランスや耐力壁の量、間取り、吹抜けの有無、階数、腐朽菌対策、シロアリ対策、そして それら全ての経年変化への対応。
当たり前ですがイニシャルコストも大きく関係しています。
建築業界、特に利益優先の量産メーカーでは良く有りがちですが、何か一部分が過ぎれば、他の何かが等価で減らされます。
更には、ほとんどの量産住宅メーカーは建物の対応年数を30年と想定しているので、それ以降の強度は考えていません(最低限を定めている建築基準法が、それを認めいるので仕方ありません)。
総合的に考えるとバランスを考えて造る事が良いようです。
例えば構造100点、金物40点、基礎40点よりも、構造、金物、基礎が全て70点以上の方が良い選択になります。
地震対策を完ぺきにしたいが為に、吹き抜けも、開口面積の広いサッシも、ロフトも、全て無くし避難所や消防署などのような味気ない住宅では、日常の暮らしが豊かで楽しくありません。
どの道、いくら頑張っても 全てが100点に成り得ることはありません。
であるとするならば、日常の暮らしを 楽しく便利に豊かに過ごす事が出来る、バランスの良い安全長持ちの住宅を目指す事が大切だと思います。
by yume-holon
| 2014-05-17 20:33