2015年 09月 10日
国や地域の文化について考える
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「シー・シェパード、ひどい」モントリオール映画祭、日本人女性監督の反捕鯨「反証」作品に熱い反響。
Yahooニュースで上記の記事をみつけました。
数年前ですが、シーシェパードや「ザ コーヴ」というドキュメンタリー映画で、日本のイルカ漁に対して反捕鯨、反イルカ漁を訴える団体が 衝撃的な映像をマスコミに紹介して 大きな話題になりました。
私はイルカ漁や捕鯨に対しての感心があった訳ではありませんが、イルカを追い込んで捕獲し、海がイルカの血で真っ赤に染まった様は かなりショックを受けたのを憶えています。
シーシェパードやザ コーヴを創った側の欧米の方々や、何も知らない日本人の多くの方々も 衝撃的な映像を見せられた事で一方的な見方で作られた 意見に賛同し、反捕鯨、反捕鯨イルカ漁に動き出し、舞台となったの和歌山県太地町の漁師さんをはじめ、地元住民まで野蛮人だと揶揄され攻撃されました。
私もイルカ漁に賛同する訳ではありませんが、地方や地域文化であり、大きく言えば 日本の食文化、伝統工芸を支える為に必要な事だと認識していましたので、極端な反捕鯨のニュースを見る度に嫌な思いをしていました。
彼らの言い分は「人間と同じ哺乳類で可愛くて賢いイルカを わざわざ食べなくても、それに変わる物は山ほどある」でしたが、そんな事を言ったら切りがありません。
確かに、私もイルカも鯨も食べませんし、だからと言って困ってもいませんが、計画捕鯨には反対しません。
何故なら国や地域の方々が大切にしている文化や風習を認めず、自分達の正義感だけで判断し否定する事では「争い」しか生みません。
事実、宗教や習慣、各国の文化を完全否定して欧米列国の価値を押し付け、戦争や紛争、国や地域の分裂が多くの国で起きています。
因みに、ヒンズー教の方から見れば、牛は神の つかいで食べるなんてとんでもない事ですし、屠殺する一部始終 見せられ、涙を流しながら殺されていく牛達を見れば、牛肉は食べない方が良いと思う筈です。
豚も鳥も馬だって同じです。
もっと残酷なのは革製品て、牛、馬、豚、狐、羊 など、ありとあらゆる動物の革を加工した物が簡単に手に入りますが、それらの多くは死後硬直すると革が剥がせなくなるので、散々弱らせてから生きたまま革を剥がされます。
その映像はイルカ漁の比ではない残酷な物で、その映像を見せられれば、革製品を使おうとは思えなくなります。
ところが 同じ生き物でも魚や貝、海老、カニなどは生きた物を 目の前でさばき、刺身にしたり、おどり食いしても受け入れられ、欧米の方々からもバッシングされませんし、日本に観光に来た外国人にも受けていると聞きます。
伊勢志摩でのサミットでは、名物の伊勢海老やアワビ、牡蠣などを 生きたまま目の前で刺身にしたり炭火で焼いて 各国の要人に振る舞う事が計画されています。
最近ではチェーン店のお寿司屋さんで、マグロの解体ショーが大流行り。
目の前で 巨大なマグロが さばかれ 切り刻まれていく様子を見ても、残酷だと思う方は見かけませんし、その横で「美味し〜」「最高〜」っと言って笑顔で食べていて、ニューヨーク や ロスアンゼルス、パリや中国でも大勢の人を集めてると聞きます。
そう 考えると、やはり色々な国や地域などで大切にされている文化や風習、習慣は 自分達が大切にしている それと同じ、またはそれ以上に 大切に扱う事が必要なのだと思えてなりません。
Yahooニュースで上記の記事をみつけました。
数年前ですが、シーシェパードや「ザ コーヴ」というドキュメンタリー映画で、日本のイルカ漁に対して反捕鯨、反イルカ漁を訴える団体が 衝撃的な映像をマスコミに紹介して 大きな話題になりました。
私はイルカ漁や捕鯨に対しての感心があった訳ではありませんが、イルカを追い込んで捕獲し、海がイルカの血で真っ赤に染まった様は かなりショックを受けたのを憶えています。
シーシェパードやザ コーヴを創った側の欧米の方々や、何も知らない日本人の多くの方々も 衝撃的な映像を見せられた事で一方的な見方で作られた 意見に賛同し、反捕鯨、反捕鯨イルカ漁に動き出し、舞台となったの和歌山県太地町の漁師さんをはじめ、地元住民まで野蛮人だと揶揄され攻撃されました。
私もイルカ漁に賛同する訳ではありませんが、地方や地域文化であり、大きく言えば 日本の食文化、伝統工芸を支える為に必要な事だと認識していましたので、極端な反捕鯨のニュースを見る度に嫌な思いをしていました。
彼らの言い分は「人間と同じ哺乳類で可愛くて賢いイルカを わざわざ食べなくても、それに変わる物は山ほどある」でしたが、そんな事を言ったら切りがありません。
確かに、私もイルカも鯨も食べませんし、だからと言って困ってもいませんが、計画捕鯨には反対しません。
何故なら国や地域の方々が大切にしている文化や風習を認めず、自分達の正義感だけで判断し否定する事では「争い」しか生みません。
事実、宗教や習慣、各国の文化を完全否定して欧米列国の価値を押し付け、戦争や紛争、国や地域の分裂が多くの国で起きています。
因みに、ヒンズー教の方から見れば、牛は神の つかいで食べるなんてとんでもない事ですし、屠殺する一部始終 見せられ、涙を流しながら殺されていく牛達を見れば、牛肉は食べない方が良いと思う筈です。
豚も鳥も馬だって同じです。
もっと残酷なのは革製品て、牛、馬、豚、狐、羊 など、ありとあらゆる動物の革を加工した物が簡単に手に入りますが、それらの多くは死後硬直すると革が剥がせなくなるので、散々弱らせてから生きたまま革を剥がされます。
その映像はイルカ漁の比ではない残酷な物で、その映像を見せられれば、革製品を使おうとは思えなくなります。
ところが 同じ生き物でも魚や貝、海老、カニなどは生きた物を 目の前でさばき、刺身にしたり、おどり食いしても受け入れられ、欧米の方々からもバッシングされませんし、日本に観光に来た外国人にも受けていると聞きます。
伊勢志摩でのサミットでは、名物の伊勢海老やアワビ、牡蠣などを 生きたまま目の前で刺身にしたり炭火で焼いて 各国の要人に振る舞う事が計画されています。
最近ではチェーン店のお寿司屋さんで、マグロの解体ショーが大流行り。
目の前で 巨大なマグロが さばかれ 切り刻まれていく様子を見ても、残酷だと思う方は見かけませんし、その横で「美味し〜」「最高〜」っと言って笑顔で食べていて、ニューヨーク や ロスアンゼルス、パリや中国でも大勢の人を集めてると聞きます。
そう 考えると、やはり色々な国や地域などで大切にされている文化や風習、習慣は 自分達が大切にしている それと同じ、またはそれ以上に 大切に扱う事が必要なのだと思えてなりません。
by yume-holon
| 2015-09-10 19:11