2016年 07月 28日
アメリカカンザイシロアリについて考える2
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昨日に引き続き、今日もアメリカカンザイシロアリについて書きたいと思います。
アメリカカンザイシロアリの被害は主にハワイ州、フロリダ州、カリフォルニア州などの温暖な地域で多数 報告されていましたが、温暖化の影響で被害が拡大し、現在では8割の州で構造躯体すべてにホウ酸処理が義務付けられています。
また、欧米では住宅に使用できる化学物質についても厳しく規制されているので、ネオニコチノイドのような劇薬系農薬はもちろんですが、ホウ酸についても安全性を求められます。
安藤建築が採用しているホウ酸は、アメリカの安全基準をクリアーしたボロン酸を主成分とした物で、その毒性は 経口致死量で
食塩 3000mg/body wt. に対して
ホウ酸 19879mg/body wt.
私達が普段 食べている食塩と比べても6.6倍以上 安全です。
しかもホウ酸は無機 結晶なので、揮発すること無くその効果は半永久的です。
さらに ホウ酸には防カビ性、防火性、防腐朽性が備わっていますので、本当に理想的な防蟻処理材です。
さらに付け加えると全てのシロアリやゴキブリの忌避効果もあります。
忌避効果とは虫が近寄らないことをいい、ゴキブリ用のホウ酸団子はこの効果を利用しています。
床下の土台以外は屋根も壁の中も梁も仕上げ材を剥がさない限り、二度と防虫処理はできません。
言い換えれば、アメリカカンザイシロアリに食害された場合には、対処のしようがありません。
安藤建築とごくわずかな工務店以外、残念ながら量産住宅メーカーをはじめ、ほとんどの建築業者は建物の躯体全体の防虫防腐処理をしていません。
ごく一部の工務店さんが全ての木材をCCA処理(防虫処理)をしていますが、CCA処理材は昨日も書きましたが、人体にも環境にも影響が大きいため欧米では使用禁止されています。
ホウ酸処理について、もう一つ付け加えると、あまり知られていませんが(広がりすぎると大問題になってしまうので)最近の急速な温暖化で住宅の構造材の腐朽被害が急激に進んでいます。
既に多くの研究機関や大学、建築専門誌でも発表されていますが 住宅業界は全く無視しています。
コストや手間がかかる事と、震災などが無い限り表には出ないからです。
昨日も書きましたが、先の震災でも倒壊した住宅の被害報告の中に構造材の腐朽が原因と位置付けるものが数多く存在しています。
その住宅の腐朽被害に対して絶大な効果が有るのがホウ酸処理です。
その研究や成果は50年以上の歴史があり、欧米では木材のホウ酸処理は一般的です。これから注文住宅をお考えの方は、是非、構造材のホウ酸処理を お考え下さい。
アメリカカンザイシロアリの被害は主にハワイ州、フロリダ州、カリフォルニア州などの温暖な地域で多数 報告されていましたが、温暖化の影響で被害が拡大し、現在では8割の州で構造躯体すべてにホウ酸処理が義務付けられています。
また、欧米では住宅に使用できる化学物質についても厳しく規制されているので、ネオニコチノイドのような劇薬系農薬はもちろんですが、ホウ酸についても安全性を求められます。
安藤建築が採用しているホウ酸は、アメリカの安全基準をクリアーしたボロン酸を主成分とした物で、その毒性は 経口致死量で
食塩 3000mg/body wt. に対して
ホウ酸 19879mg/body wt.
私達が普段 食べている食塩と比べても6.6倍以上 安全です。
しかもホウ酸は無機 結晶なので、揮発すること無くその効果は半永久的です。
さらに ホウ酸には防カビ性、防火性、防腐朽性が備わっていますので、本当に理想的な防蟻処理材です。
さらに付け加えると全てのシロアリやゴキブリの忌避効果もあります。
忌避効果とは虫が近寄らないことをいい、ゴキブリ用のホウ酸団子はこの効果を利用しています。
床下の土台以外は屋根も壁の中も梁も仕上げ材を剥がさない限り、二度と防虫処理はできません。
言い換えれば、アメリカカンザイシロアリに食害された場合には、対処のしようがありません。
安藤建築とごくわずかな工務店以外、残念ながら量産住宅メーカーをはじめ、ほとんどの建築業者は建物の躯体全体の防虫防腐処理をしていません。
ごく一部の工務店さんが全ての木材をCCA処理(防虫処理)をしていますが、CCA処理材は昨日も書きましたが、人体にも環境にも影響が大きいため欧米では使用禁止されています。
ホウ酸処理について、もう一つ付け加えると、あまり知られていませんが(広がりすぎると大問題になってしまうので)最近の急速な温暖化で住宅の構造材の腐朽被害が急激に進んでいます。
既に多くの研究機関や大学、建築専門誌でも発表されていますが 住宅業界は全く無視しています。
コストや手間がかかる事と、震災などが無い限り表には出ないからです。
昨日も書きましたが、先の震災でも倒壊した住宅の被害報告の中に構造材の腐朽が原因と位置付けるものが数多く存在しています。
その住宅の腐朽被害に対して絶大な効果が有るのがホウ酸処理です。
その研究や成果は50年以上の歴史があり、欧米では木材のホウ酸処理は一般的です。これから注文住宅をお考えの方は、是非、構造材のホウ酸処理を お考え下さい。
by yume-holon
| 2016-07-28 19:55