2016年 08月 14日
意図的な無視について考える
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Facebookで面白い記事を見つけたので紹介したいと思います。
それが、意図的な無視、法律用語で「意図的無視」という言葉です。
ある問題が起こったとき、それを取り巻く集団の中で85%の人が見て見ぬ振りをするという統計があるそうです。
自分には関係ない、関わらない、考えない、あるいは多数派に従うといった心の動きを「意図的無視」というそうです。
それに似た言葉で、生物学の「恒常性」があります。
一つの群れのうち80%の個体が現状を維持させようとするそうです。
そして残りの20%が変化を求めるのだそうです。
歴史を見ても少数派の行動や発言が大きく流れを変えてきました。
「いじめ」や「戦争」もその原因のひとつが「意図的無視」にあるように感じます。
私は是非とも 残りの20%、15%になれたらいいなと思います。
「意図的な無視」とは法律用語で、知り得るだけでなく、知るべき情報なのに、知らずに済まそうとする場合、法律上は意図的な無視とみなされます。
知らずにいることを自分から選択したのです。
面倒臭さいから見て見ぬふりをする、自分には直接関係無いから放っておく、自分には特に被害が無いから拘らないようにする等、最近、意図的な無視の例が身の回りにたくさん見られます。
具体的にはリーマンショックなど、お金のない人々に住宅ローンを売りつける人が何千人もいるのは、銀行による意図的な無視です。
金利が操作されていると誰もが知りながら、わざと放置していたのも銀行の意図的な無視です。
最近多くなり、社会問題になっている幼児虐待などは近隣の人は気付いているにも注意も通報もしないで最悪の事態になるのも近隣社会の意図的な無視。
さらに、意図的な無視はイラク戦争の準備段階でも見られました。
このように意図的な無視は大規模に存在する一方、ごく小規模のものが、家族や家庭やコミュニティーまたは組織や団体にも見られます。企業の意図的な無視を調査するときには、こんな質問をします。
「職場に社員が指摘するのを恐るような問題がありますか?」
研究者がアメリカの企業を対象に調査したところ、こうした質問に85%の人が「はい」と答えました。
85%もの人が問題の存在を知りながら何も言わないのです。
ヨーロッパで同じ質問項目を使って同じ調査をしたところ、まったく同じ割合になりました。
それは全く同じ85%で、とても多くの沈黙、
とても多くの無視です。
面白いと思ったのはスイスの企業に行くと、「これはスイス特有の問題です」と言われ、ドイツに行けば「これはドイツ病です」と言われ、イギリスの企業では「イギリス人が苦手とするところです」と言われるそうです。
でも本当は、意図的な無視は人間固有の問題なのです。
環境がそろうと私たちは誰でも意図的な無視をします。
調査で明らかになったのは、恐怖や報復への恐れから無視する人もいれば、目を向けることは無駄で、どうせ何も変わらないから無視する人もいることです。
全ての事に対して目を向ける事、勇気を奮い立たせる事は無理かもしれませんが、戦争や紛争、子供達や健康に関わる事、個人的に許せない事については、意図的な無視から是非脱却したいと思います。
それが、意図的な無視、法律用語で「意図的無視」という言葉です。
ある問題が起こったとき、それを取り巻く集団の中で85%の人が見て見ぬ振りをするという統計があるそうです。
自分には関係ない、関わらない、考えない、あるいは多数派に従うといった心の動きを「意図的無視」というそうです。
それに似た言葉で、生物学の「恒常性」があります。
一つの群れのうち80%の個体が現状を維持させようとするそうです。
そして残りの20%が変化を求めるのだそうです。
歴史を見ても少数派の行動や発言が大きく流れを変えてきました。
「いじめ」や「戦争」もその原因のひとつが「意図的無視」にあるように感じます。
私は是非とも 残りの20%、15%になれたらいいなと思います。
「意図的な無視」とは法律用語で、知り得るだけでなく、知るべき情報なのに、知らずに済まそうとする場合、法律上は意図的な無視とみなされます。
知らずにいることを自分から選択したのです。
面倒臭さいから見て見ぬふりをする、自分には直接関係無いから放っておく、自分には特に被害が無いから拘らないようにする等、最近、意図的な無視の例が身の回りにたくさん見られます。
具体的にはリーマンショックなど、お金のない人々に住宅ローンを売りつける人が何千人もいるのは、銀行による意図的な無視です。
金利が操作されていると誰もが知りながら、わざと放置していたのも銀行の意図的な無視です。
最近多くなり、社会問題になっている幼児虐待などは近隣の人は気付いているにも注意も通報もしないで最悪の事態になるのも近隣社会の意図的な無視。
さらに、意図的な無視はイラク戦争の準備段階でも見られました。
このように意図的な無視は大規模に存在する一方、ごく小規模のものが、家族や家庭やコミュニティーまたは組織や団体にも見られます。企業の意図的な無視を調査するときには、こんな質問をします。
「職場に社員が指摘するのを恐るような問題がありますか?」
研究者がアメリカの企業を対象に調査したところ、こうした質問に85%の人が「はい」と答えました。
85%もの人が問題の存在を知りながら何も言わないのです。
ヨーロッパで同じ質問項目を使って同じ調査をしたところ、まったく同じ割合になりました。
それは全く同じ85%で、とても多くの沈黙、
とても多くの無視です。
面白いと思ったのはスイスの企業に行くと、「これはスイス特有の問題です」と言われ、ドイツに行けば「これはドイツ病です」と言われ、イギリスの企業では「イギリス人が苦手とするところです」と言われるそうです。
でも本当は、意図的な無視は人間固有の問題なのです。
環境がそろうと私たちは誰でも意図的な無視をします。
調査で明らかになったのは、恐怖や報復への恐れから無視する人もいれば、目を向けることは無駄で、どうせ何も変わらないから無視する人もいることです。
全ての事に対して目を向ける事、勇気を奮い立たせる事は無理かもしれませんが、戦争や紛争、子供達や健康に関わる事、個人的に許せない事については、意図的な無視から是非脱却したいと思います。
by yume-holon
| 2016-08-14 14:44