2014年 02月 26日
楽しく豊かに暮らしたい
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久しぶりに住宅雑誌で色んな住宅メーカーの掲載記事を見てみました。
なんだか益々、色々、様々、な仕様やデザイン、エコ設備系のスマートハウスが増えてきましたね。
でも1つ気づいたことがありました。
どのメーカーも性能や設備、省エネ など 相変わらずハードばかりアピールしていますが、「暮らし」や「楽しさ」「豊かさやコミュニケーション」などのソフトについて語っている会社は一社もありません。
ソフトバンクやauなどの通信業界は、IPhoneなどのモバイル携帯の性能はもちろんPRしていますが、彼らが1番力を入れているのはiPhoneで「こんな楽しい時間が過ごせます」とか「親子や孫と祖父母がこんなに豊かなコミニケーションがとれます」などの楽しさ、所謂ソフトを強くアピールしています。
この状況を見ると、住宅業界が簡単に通信業界に負けた理由がわかります。
お客様が「楽しさ」「絆やコミュニケーション」「癒し」など心の豊かさを求めているのに、住宅メーカーは物質的な豊かさを追い求め、コスト競争に明け暮れています。
私が生まれたのは 戦争が終わって僅か17年、今から52年前の高度成長期の真っ只中でしたが 人々の暮らしは貧しく、物質的には恵まれた状態とは言えませんでした。
ところが、今の日本は 物質的には世界でも一番 豊かで恵まれた国になりました。
私が子供の頃に聞いていた未来 「新幹線は全国を走り、リニアモーターカーが生まれ、各家庭に車があり、食べ物や着るものは溢れるように豊かになり、日本中が幸福になる」っと・・・
物質的には、ほぼ そうなりましたが 私の周りを見渡しても幸福に満ち溢れているようには見えません。
コロンビア大学の世界幸福度調査でも、日本は世界で42位にランキングされています。
人間は物質的に いくら豊かになっても一瞬 満たされるだけで、直ぐに飽きたり当たり前になって幸福にはなれない。
誰もが気付いている事なのに、今だに幻想を追い求めて 同じ事を繰り返しています。
特に建築業界は、人の生活に最も密接で影響が有るのに、相変わらず物質的な豊かさばかりを提案しています。
最先端の技術や世界でも有数のハードが有るのに、それを通信業界のようにソフトへ応用出来ないでいます。
本当に残念です。
長くなりましなので続きは又、明日・・
なんだか益々、色々、様々、な仕様やデザイン、エコ設備系のスマートハウスが増えてきましたね。
でも1つ気づいたことがありました。
どのメーカーも性能や設備、省エネ など 相変わらずハードばかりアピールしていますが、「暮らし」や「楽しさ」「豊かさやコミュニケーション」などのソフトについて語っている会社は一社もありません。
ソフトバンクやauなどの通信業界は、IPhoneなどのモバイル携帯の性能はもちろんPRしていますが、彼らが1番力を入れているのはiPhoneで「こんな楽しい時間が過ごせます」とか「親子や孫と祖父母がこんなに豊かなコミニケーションがとれます」などの楽しさ、所謂ソフトを強くアピールしています。
この状況を見ると、住宅業界が簡単に通信業界に負けた理由がわかります。
お客様が「楽しさ」「絆やコミュニケーション」「癒し」など心の豊かさを求めているのに、住宅メーカーは物質的な豊かさを追い求め、コスト競争に明け暮れています。
私が生まれたのは 戦争が終わって僅か17年、今から52年前の高度成長期の真っ只中でしたが 人々の暮らしは貧しく、物質的には恵まれた状態とは言えませんでした。
ところが、今の日本は 物質的には世界でも一番 豊かで恵まれた国になりました。
私が子供の頃に聞いていた未来 「新幹線は全国を走り、リニアモーターカーが生まれ、各家庭に車があり、食べ物や着るものは溢れるように豊かになり、日本中が幸福になる」っと・・・
物質的には、ほぼ そうなりましたが 私の周りを見渡しても幸福に満ち溢れているようには見えません。
コロンビア大学の世界幸福度調査でも、日本は世界で42位にランキングされています。
人間は物質的に いくら豊かになっても一瞬 満たされるだけで、直ぐに飽きたり当たり前になって幸福にはなれない。
誰もが気付いている事なのに、今だに幻想を追い求めて 同じ事を繰り返しています。
特に建築業界は、人の生活に最も密接で影響が有るのに、相変わらず物質的な豊かさばかりを提案しています。
最先端の技術や世界でも有数のハードが有るのに、それを通信業界のようにソフトへ応用出来ないでいます。
本当に残念です。
長くなりましなので続きは又、明日・・
by yume-holon
| 2014-02-26 19:33