2016年 06月 02日
Do it yourself
|
安藤建築が自然素材の塗り壁や無垢の木を採用している理由は、人に害のない素材、特に子供達に科学的な負担をかけないという理由が大きくあります。
そして、もう1つ大切にしていることは「自分で手入れする事で愛着が湧くだけではなく、長期間使うことが出来て 味わい深くなる」という点です。
かつて日本人が大切に守ってきた文化である事と、宮大工職人集団で住込みのお弟子さん達の中で育ってきた境遇がそうさせてのだと思います。
石油系のビニールクロスや接着剤で固めた合板フローリングなどは、最近のプリント技術や印刷技術によって均一で綺麗なのですが、素人では補修は 難しく10年〜20年で製品寿命になります。
欧米では建築業者へ依頼するリフォーム工事は少なく、D.I.Y(Do it yourself)が当たり前、自分達の手で壁や天井の仕上げ材を張り替えたり塗り替えたりしています。
したがって 補修が大変な材料や寿命が短い材料の選択肢は無く、ビニールクロスや合板フローリングなどの新建材は普及しませんでした。
戦前までの日本も ほぼ同じ状況で、それが自然な発想で自然な行動だと思います。
それぞれの国に歴史的な背景や文化、国民性もありますので、どちらが良いかを決める事は出来ませんが、手いれしやすい材料や長持ちする材料を選択する事は とても大事なことだと思います。
家具でも道具でも使い込み、身体や手に馴染んだものには 愛着が湧きます。
何の手を加えなくとも経年変化を楽しめ、尚且つ 自ら手を加えることも可能な素材。
手触り足触りが良くて 日々の家族の暮らしに馴染む素材。
自分達が住みながら手を加える、それが たとえ上手に仕上げられなくても、家族や自分の手で仕上げた物には愛情と愛着が生まれるものです。
あまり便利過ぎるものより、少し手間がかかる素材、自分の手で育てる事の出来る素材、思わず素足で歩きたくなる素材、家族と共に歳を重ね味わい深くなる素材etc・・・これからも私達は そんな素材を提案していきたいと思います。
そして、もう1つ大切にしていることは「自分で手入れする事で愛着が湧くだけではなく、長期間使うことが出来て 味わい深くなる」という点です。
かつて日本人が大切に守ってきた文化である事と、宮大工職人集団で住込みのお弟子さん達の中で育ってきた境遇がそうさせてのだと思います。
石油系のビニールクロスや接着剤で固めた合板フローリングなどは、最近のプリント技術や印刷技術によって均一で綺麗なのですが、素人では補修は 難しく10年〜20年で製品寿命になります。
欧米では建築業者へ依頼するリフォーム工事は少なく、D.I.Y(Do it yourself)が当たり前、自分達の手で壁や天井の仕上げ材を張り替えたり塗り替えたりしています。
したがって 補修が大変な材料や寿命が短い材料の選択肢は無く、ビニールクロスや合板フローリングなどの新建材は普及しませんでした。
戦前までの日本も ほぼ同じ状況で、それが自然な発想で自然な行動だと思います。
それぞれの国に歴史的な背景や文化、国民性もありますので、どちらが良いかを決める事は出来ませんが、手いれしやすい材料や長持ちする材料を選択する事は とても大事なことだと思います。
家具でも道具でも使い込み、身体や手に馴染んだものには 愛着が湧きます。
何の手を加えなくとも経年変化を楽しめ、尚且つ 自ら手を加えることも可能な素材。
手触り足触りが良くて 日々の家族の暮らしに馴染む素材。
自分達が住みながら手を加える、それが たとえ上手に仕上げられなくても、家族や自分の手で仕上げた物には愛情と愛着が生まれるものです。
あまり便利過ぎるものより、少し手間がかかる素材、自分の手で育てる事の出来る素材、思わず素足で歩きたくなる素材、家族と共に歳を重ね味わい深くなる素材etc・・・これからも私達は そんな素材を提案していきたいと思います。
by yume-holon
| 2016-06-02 22:11